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【完全版】学習塾の生徒募集と集客方法を徹底解説!

今回は、学習塾の集客についてマーケティングの考え方から具体的な生徒の集め方(チラシ、ポスター・POP・看板、広告、フリーペーパー・雑誌、口コミ、イベント、ブログ・ホームページ・SNSなど各種生徒募集の方法のメリット・デメリットなど)までを解説し、参考として僕が考える理想の集客アイデア、過去の成功・失敗事例、生徒の集め方に関するセミナーや本などを紹介します。

学習塾の理想的な集客は、塾の経営理念や指導方針に合った生徒を十分な利益が出る生徒数集めることです。

最適な塾集客のやり方は時代によって変化していきます。

この記事では、今の時代に最も適した集客術を導き出すために、あらゆる方法について検討したいと思います。

・学習塾を開業したは良いものの生徒が集まらない

・生徒数が年々減少の一途をたどっている

・学習塾に見学や資料請求のお問い合わせすら来ない

・集客や経営の勉強にあてる時間がない

・集客代行業者やマーケティング業者に依頼したものの効果がない

あなたはこのようなお悩みを抱えてはいないでしょうか?

この記事を最初から最後まで読めば、学習塾の集客に関わる知識が全て身に付くように書きました。

今までの集客方法で生徒が集まらないなら、なにかを変える勇気が必要です。

目次

学習塾集客のコツ1 経営理念・経営戦略を決定する!

まず、本題に入るまえにあなたの学習塾がなにを目指し、今なにをすべきなのかを改めて明確にしておく必要があります。

手軽にできる自宅開業の塾でも、本格的なテナント開業の塾でも経営理念や経営方針とそれを実現させるための経営戦略や経営計画を立てることが重要です。

なぜなら、ビジョンがなければ今後教室運営をしていくうえでブレが生じ、「結局なにをしたかったのか」がわからなくなってしまうケースが多いからです。

また、集客においても「どのような生徒に来て欲しいのか?」が明確でなければ生徒を集めることは出来ません

教室の規模にかかわらず、「どのような塾にするのか?」と「どうすればそのような塾が出来るのか?」を具体的にしておく必要があるでしょう。

学習塾集客のコツ1-1 経営理念・経営方針の決定

まず、「どのような塾にするのか?」を考えてみましょう。

塾を運営するうえでなにを目指すのか大黒柱となるビジョンを据えるのです。

きっとこのあたりはあなたが「学習塾をやりたい!」と思った背景にあると思うので、どのような世界を実現したいのか、なぜ始めたのか掘り下げて考えてみると良いでしょう。

「勉強を通じて子供たちに何を伝えたいのか?」、「自分が学習塾を開く意義はなんなのか?」などが肝になります。

この思いを具現化するために「どのような塾にするのか?」を明確に決定しましょう。

しっかりとした骨格を持つと生徒のニーズに合わせてブレて良いところと、決してブレてはいけないところがはっきりし、経営者・先生・生徒全員にとって良い環境が出来るのです。

学習塾集客のコツ1-2 経営戦略・経営計画の決定

次に、「どうすればそのような塾が出来るのか?」を考えてみましょう。

経営戦略・戦術や経営計画というと身構えてしまいますが、論理的に掘り下げていくことで自ずとなにをどの手順ですべきかが見えてくるでしょう。

人によって計画の立て方は異なりますが、僕は年単位の長期計画・月単位の短期計画・日/週単位の超短期計画を立てることをおすすめします。

例えば、「子供にチャレンジする大切さを伝えるために難関中学校の受験対策のための塾」を始めるとしましょう。

まず、長期計画は「5年目までに〇%以上の生徒を難関中学校に入れる」、「3年目までに難関中学校に入れるための再現性の高い指導ノウハウを構築する」、「1年目までに生徒数を定員まで集める」といった大まかな計画が立てられます。

次に、短期計画は長期計画を達成するために必要なことを段階毎に分けて考えます。基本的には、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)の4段階に分けて考えると良いでしょう。

1年目の計画では「生徒数を定員一杯まで集める」なので、1ヶ月目は集客について調査・検討、2~6ヶ月目は集客方法の導入・運用、7~8ヶ月目は集客方法の分析・再検討、9~12ヶ月目は集客方法の完成と段階にわけて計画を立てることができます。

次に超短期計画は短期計画を達成するために必要となる具体的な行動を考えます。

1ヶ月目の計画では「集客方法の調査・検討」なので、1週目は学習塾集客の方法の種類について調査、2週目は調査したそれぞれの集客方法について掘り下げて調査、3週目はどの集客方法を導入すべきか検討、4週目は具体的にどの集客方法を導入するかの決定と具体的な行動を決めることができます。

また、これを1日単位にまで落とし込めると無駄なく計画を遂行することができるようになるでしょう。

まずは長期・短期計画で構わないので、目標までの道のりを具体的にしましょう。

【学習塾集客のコツ1】
・ブレない経営理念を決める。
・どのように運営していくのか戦略と計画を練る。

学習塾集客のコツ2 マーケティングをする!

学習塾の集客を考えるときにマーケティングは必須です。

マーケティングとは、その商圏のニーズの調査・そのニーズに合った商品やサービスの開発・その商品やサービスのプロモーションを包括的に行うことを意味します。

塾開業におけるマーケティングとは、塾の商圏(生徒さんが通える範囲内)のリサーチをしてターゲットを見つけ、塾の方針とそのターゲットのニーズを織り交ぜた授業の内容を考え、生徒募集をかけることを指します。

学習塾集客のコツ2-1 周辺のリサーチとターゲットの決定

まずは周辺のリサーチを行いましょう。

周辺というのは、塾に通える範囲内のことを意味します。

学習塾であれば小学校・中学校・高校の数や子供の人口数などを調べましょう。

おおよその人数は調査・計算をすれば推定できるでしょうし、実際に歩き回ればその地域の特色がわかるはずです。

また、競合する他の塾の様子などを覗きに行くと、さらにイメージが湧きやすいと思います。

地域によっては学習塾はほぼボランティアなんてところもあるので、事前に調査をすることで塾を始めるリスクを減らすことができるでしょう。

※全く開業の場所を決めていない場合は、マーケティング会社などに依頼して塾のターゲットとなる人が多く住む地域に教室を構えると良いでしょう。

学習塾集客のコツ2-2 指導要領・内容の決定

次にリサーチで得た情報から生徒とその家庭のニーズを導き出し、先に決めた「どのような塾にするのか?」という経営理念と併せて、授業のやり方やシステムを決めます。

授業は、ニーズと自分の考える最適解のバランスを考え、どちらかに偏らないように気を付ける必要があります。

なぜなら、生徒のニーズに寄りすぎた授業も先生の独りよがりな授業も確実に長続きしないからです。

もちろん、学習塾に通いたい(通わせたい)=受験やテストで良い成績を取りたい(取らせたい)わけですから、そのために最善の努力をしなくてはいけません。

先生や経営者はそのニーズの一歩先を見据えたうえで、塾として伝えたいことをバランスよく伝えていく必要があるのです。

また、料金・時間帯などの塾のシステムは、ターゲットが通いやすいように考える必要があります。

特に時間帯を間違えたり、その地域の特性に合ってないシステムにしたりすると物理的に通えない塾になってしまうので注意が必要です。

学習塾集客のコツ2-3 生徒募集をする(集客する)

経営理念と商圏のリサーチによって塾の概要が一通り出来たら、生徒募集を行いましょう。

集客というのは、3つのステップで成り立ちます。

1.塾のターゲットにリーチする(存在を知らせる・問い合わせをもらう)

2.塾のターゲットに授業を見学・体験してもらう

3.塾のターゲットに入会してもらう

まず、いくら素晴らしい授業を行っていたとしても、塾の存在を知ってもらわないことには始まりません。

「知らないもの=存在しないもの」なので、まずはターゲットとなる人たちに塾の存在を知らせ、お問い合わせや見学・体験の申し込みを貰えるようにしましょう。

次に、体験授業で満足してもらえるような指導をしましょう。

塾の売りはなんと言っても指導の中身にあります。

コミュニケーションをきちんと取って相手のニーズに応えること、そして先生の知見と指導力が豊かであることを伝わるようにすることが重要です。

最後に、お金や時間を費やしてでも入会してもらえるようなコミュニケーションを取りましょう。

塾に通うというのはお金と時間を子供に投資するということでもあります。その価値があることが伝わるようなポジティブなコミュニケーションで入会の手続きがスムーズになるように心がけましょう。

塾の問い合わせ・体験数(ステップ1)×入会率(ステップ2・ステップ3)=新規入会者数であることを忘れずに、この3ステップを充実させる必要があるのです。

【学習集客のコツ2】
・塾の周辺をリサーチする。
・ターゲットのニーズと塾の理念に合った内容を考える。
・集客の3ステップを意識して集客方法や接客方法を考える。

学習塾集客のコツ3 生徒募集の方法を検討する!

では、「学習塾経営は厳しい!」と言われているこの時代に、具体的にどのような方法を使えば十分な生徒を集めることができるのでしょうか?

ブログやホームページを作ったり、SNSに投稿したり、チラシをポスティングしたり、地域のフリーペーパーや雑誌に広告を載せたり、地元の掲示板に要項やポスターを貼ったり、目立つ看板・POPをつくったり、イベントを開いたり、紹介キャンペーンを実施して口コミで広めてもらったり…。

生徒を集めるために出来ることはいくらでもあります!

ここではこれらすべての方法の目的と効果を検討し、それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。

学習塾集客のコツ3-1 チラシ(新聞折込・ポスティング)

チラシは塾の集客の方法として最もポピュラーで古典的なものです。

チラシの目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうことです。

未だに新聞の折り込みチラシやポスティングされるチラシがあることを考えると、古いから効果がないとは言い切れません。

また、最近はネット上に無料のデザイン・テンプレートやチラシにおいて重要なキャッチフレーズ(キャッチコピー)の考え方が共有されているので、ポスティングや手配りであればほぼコストをかけず出来る集客方法となっています。

学習塾の集客方法としてのチラシのメリット

・特殊な技術を必要としないため誰でもできる。

・安価で教室のある地域に住む・通う全世代の人に教室を宣伝することができる。

・「通うきっかけを探している層」に直接的アプローチできる。(特典やキャンペーンなど)

学習塾の集客方法としてのチラシのデメリット

・スマートフォンやインターネットの普及によって、紙媒体のチラシは受け付けない人や迷惑行為だと思う人が増えている。(教室のイメージを下げる)

・確率論なので大量のチラシを配らなければお問い合わせや体験授業の申し込みに繋がらない。

・チラシでは、教室の詳細を知らせることができない。(信頼を得られない)

学習塾集客のコツ3-2 ポスター・要項(地域の掲示板やお店)

ポスターや生徒募集の要項を地域の掲示板やお店に貼るという集客の方法は、チラシに並んで最も古典的なものの1つでしょう。

ポスターや要項の目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうことです。

たまに地域の掲示板やお店の出入り口に見かけますが、集客方法として機能しているのかはデータがないので不明です。

学習塾の集客方法としてのポスター・要項のメリット

・特殊な技術を必要としないため誰でもできる。

・安価で教室のある地域に住む・通う全世代の人に教室を宣伝することができる。

・教室のターゲットが来そうな場所にあらかじめしかけておくことができる。

学習塾の集客方法としてのポスター・要項のデメリット

・掲示板を見る文化が失われつつある。

・なかなかお問い合わせや体験・見学の申し込みに繋がらない。

・スマートフォンやインターネットの普及によって与えられる情報の価値が下がっている。

学習塾集客のコツ3-3 看板・POP

看板やPOPは集客方法として先の2つと同じく古典的なものの1つでしょう。

看板やPOPの目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうことです。

これらは教室周辺が生活圏の人に存在を知らせたり、新しく来た人に場所を知らせる目印になったりする効果があります。

また、最近は無料のデザイン・テンプレートや売れるPOP・立て看板の作り方が共有されているので、コストをかけずに自分で出来る集客方法と言えるでしょう。

学習塾の集客方法としての看板・POPのメリット

・簡単な看板やPOPは特殊な技術を必要としないため誰でもできる。(本格的な看板は不可)

・固定して置けるので時間経過と共に知名度が上がっていく。

・教室の具体的な位置を知らせることができる。

学習塾の集客方法としての看板・POPのデメリット

・看板やPOPだけでは信頼に足る情報を与えることができない。

・邪魔になるような看板やPOPによって教室のイメージが下がる可能性がある。

・スマートフォンやインターネットの普及によって与えられる情報の価値が下がっている。

学習塾集客のコツ3-4 口コミ・紹介

口コミや紹介という学習塾集客の方法は、アナログ集客でありながらどの時代でも最も効果のあるものです。

口コミや紹介の目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうこと、教室の信頼度を高めることです。

塾の生徒やその親御さんの口コミや紹介は良くも悪くも効果絶大です。

学習塾の集客方法としての口コミ・紹介のメリット

・全く費用をかけずに集客することができる。

・塾の雰囲気を理解してくれている良質な生徒を集めることができる。

・集客のステップ全ての障壁をなくしてくれる。

学習塾の集客方法としての口コミ・紹介のデメリット

・紹介者の権力が強くなりがち。(度を越えることがある。)

学習塾集客のコツ3-5 イベント

イベント(模試テスト・実験教室など)の開催は塾の集客方法として費用対効果の優れたものです。

イベントの目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうことです。

イベント自体が収益化できるうえに、そこに参加してくれた人に対して直接アプローチできるので、一石二鳥な集客方法といえるでしょう。

学習塾の集客方法としてのイベントのメリット

・集客をしながら利益を上げることができる。

・イベントを通じて自然な流れで塾に興味を持ってもらうことができる。

・「通うきっかけを探している層」に直接的アプローチできる。

学習塾の集客方法としてのイベントのデメリット

・イベント自体の企画と集客をする必要がある。

・イベントのターゲットが塾のターゲットと一致していなければ全く効果がない。

学習塾集客のコツ3-6 雑誌・フリーペーパーの広告

雑誌やフリーペーパーに生徒募集の広告を出すという集客方法は、特定のジャンル・地域に対して効率よくアプローチできるものです。

雑誌・フリーペーパーの広告の目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうことです。

どのくらいの効果があるかはその雑誌やフリーペーパーによって異なりますが、発行部数×1%未満~5%くらいのリーチとそこからさらに1%未満のお問い合わせが期待できるでしょう。

学習塾の集客方法としての雑誌・フリーペーパーの広告のメリット

・広告費を払えば権威ある雑誌や地元のフリーペーパーに掲載できる。

・属性を絞った状態で宣伝できるため費用対効果が高い。(地域、読者層など)

・手間をかけずに集客をすることができる。

学習塾の集客方法としての雑誌・フリーペーパーの広告のデメリット

・紙媒体の雑誌・フリーペーパーが読まれなくなってきている。

・雑誌やフリーペーパー側が出す見積もりの費用対効果よりも低くなるケースが多い。

学習塾集客のコツ3-7 インターネット広告(オンライン広告)

Yahoo!・GoogleやSNSにインターネット広告を出すという集客方法は、大手が取り組む今最もポピュラーで効果的なものです。

インターネット広告の目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうこと、教室の詳細を知ってもらうことです。

ターゲットが検索しそうなキーワードで検索されたときに検索結果1番目に表示されるように広告を打つことで、ホームページや教室の詳細ページを読んでもらうことができます。

学習塾の集客方法としてのインターネット広告のメリット

・宣伝広告費さえ準備すれば誰でも広告を出すことができる。

・ターゲットの検索に合わせて表示するため、広告の無駄打ちが減り費用対効果が他の広告より高くなる。

・即効性がある。

学習塾の集客方法としてのインターネット広告のデメリット

・検索者のクリックにあわせて半永久的に広告費がかかる。

・ホームページや詳細ページのできが悪いと、広告によってアクセスが増えても入会者が増えない。

・インターネットを使わない世代には宣伝できない。

学習塾集客のコツ3-8 ウェブ検索(ホームページ・ブログのSEO対策)

ホームページやブログのSEO対策をしてウェブ検索から集客を行う方法は、今最も費用対効果が高いものです。

ホームページやブログのSEO対策をしてウェブ検索から教室の集客を行う目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうこと、教室の詳細を知ってもらうことです。

広告と同じようにターゲットが検索しそうなキーワードで検索されたときに検索結果上位に表示されるように、特殊な技術(SEO)を用いることで、ホームページや詳細ページを読んでもらうことができます。

学習塾の集客方法としてのウェブ検索のメリット

・技術さえあればお金がかからない。(費用対効果が高い)

・検索上位を取れれば、半自動的にターゲットに対して集客をかけ続けることができる。

・ターゲットの属性を絞ることが出来る。

学習塾の集客方法としてのウェブ検索のデメリット

・検索エンジンの仕組みを理解し、技術を身に付ける必要がある。

・時間がかかる。

・インターネットを使わない世代には集客効果がない。

学習塾集客のコツ3-9 SNS(インスタグラム・ツイッター・フェイスブックなど)

SNSを使った集客の方法は、ターゲット層が合えば流行に乗って爆発的な効果を出すものです。

SNSの目的は、教室の存在(売り)を知ってもらうことです。

たとえば、手軽に授業の様子をSNSで公開し、拡散することが出来ます。

学習塾の集客方法としてのSNSのメリット

・特殊な技術を必要としないため誰でもできる。

・無料で教室の宣伝をすることができる。

・拡散力が高いため、当たれば大きな宣伝効果を出すことができる。

学習塾の集客方法としてのSNSのデメリット

・教室の詳細を伝えることができない。

・SNSから直接入会に結びつくことは少ない。(ホームページやブログを介する必要がある。)

・SNSを使わない世代には集客効果がない。

【学習塾集客のコツ3】
・それぞれの集客方法の目的と効果、メリットとデメリットを考える。
・ターゲットを集めるのに適した集客方法を使う。

参考1 理想的な学習塾集客に関する僕のアイデア

ここからは参考までに、僕が考える理想的な現代の学習塾集客のやり方について解説したいと思います。

復習までに集客の3ステップを確認しておきましょう。

1.教室のターゲットにリーチする(存在を知らせる・問い合わせをもらう)

2.教室のターゲットに授業を体験してもらう

3.教室のターゲットに入会してもらう

では、それぞれのステップについて理想的な集客をするためにすべきことを考えてみましょう。

学習塾集客のステップ1 ターゲットにリーチする(存在を知らせる・問い合わせをもらう)

まずは、ターゲットとなる子供とその親御さんに塾の存在を知らせ、興味を持ってもらい、問い合わせをもらうところから集客はスタートします。

そのためには、さまざまな集客方法を組み合わせて使うことが重要です。

例えば、塾の存在を知らせる+興味を持ってもらうのに効果的なチラシ、SNS、ブログとより深く知ってもらう+問い合わせをもらうのに効果的なホームページを組み合わせて使うことで、それぞれの短所と長所を補完し合い、取りこぼしなく大きな集客力を得ることができます。

ブログやSNSはターゲットが使いそうな検索キーワードを意識すれば文章や画像でアプローチすることができ、チラシはその他の集客方法と違うアナログ集客ツールなので、異なる角度からターゲットにキャッチコピーや写真などでアプローチすることができます。

しかし、これだけではターゲットに塾の存在を知ってもらっただけで、問い合わせるほどの強い興味や信頼感を得ることは出来ません。

そこでアプローチして少しでも興味を持ってくれた人をきちんと塾についての説明を書いてあるホームページに流し、その内容によって強い興味や信頼感を持ってもらい、問い合わせや体験や見学の申し込みに誘導するのです。

このように、僕がここで例として挙げた4つの方法だけでも、ターゲットにほぼ完全にリーチすることができるでしょう。

※ブログ・ホームページは、「地域名+学習塾」などの検索されそうなキーワードで検索順位上位10サイトまでに入る必要があります。

学習塾集客のステップ2 ターゲットに授業を体験してもらう

次に、ターゲットに体験・見学してもらう授業の良し悪しによって入会率は大きく変わってきます。

当たり前のことですが、塾の売り物は授業です。

そのため、質の高い授業をする(例:わかりやすい、内容が濃い、生徒の期待に応えているなど)というのはとても重要です。

しかし、それは大前提として体験授業では特に相手とのコミュニケーションを大切にする必要があります。相手がどのような子供・親御さんなのかを観察し、適したコミュニケーションを取ることを心がけましょう。

なぜなら、初めての授業では内容云々よりも緊張や不安の方が気になることが多いからです。また、個別にコミュニケーションを取ることで「気にかけてくれているな!」と特別感を出すこともできるでしょう。

とにかく相手との接触回数を増やすことで相手のニーズを引き出したり、信頼感を得たりすることができるので、積極的にコミュニケーションを取りに行くことで、授業の質も相手の満足度も高めることができるでしょう。

学習塾集客のステップ3 ターゲットに入会してもらう

最後に、「ターゲットが費やすお金や時間の価値」≦「塾に通うことで得られる価値」であることが伝わるか否かで入会率は大きく変わってきます。

塾は子供への投資なので、相手がその価値はないと判断すれば入会してもらうことができません。

そのため、「その金額を支払って何が得られるのか?」、「その時間を使って何を得られるのか?」を明確に伝えることが重要です。

体験授業終了後にきちんと投資に対するビジョンを共有することで、入塾するという最後のハードルをすんなりと越えることができるでしょう。

また、金額や時間が適切かどうか、システムがわかりやすいかどうかなどもきちんと検証することが重要です。強いて言うなら生徒が集まりやすい時期である春と秋にはキャンペーンを用意しておくと良いでしょう。

塾を運営する側の目線では当たり前であっても、生徒目線では当たり前ではないことも多々あり、それが入塾の障壁になっているケースもあるので、注意しましょう。

参考2 学習塾集客の成功事例と失敗事例

ここでは参考までに学習塾の集客の成功例と失敗例を1つずつ紹介したいと思います。

もちろん、同じことをすれば成功する(失敗する)というわけではありませんが、過去の事例から学べることは数多くあります。

※これらの体験談はクラウドソーシングで依頼し、実際に学習塾での指導経験のある方に成功・失敗の原因と一言を執筆して頂きました。

学習塾集客の成功事例 難関校受験専門の学習塾

これまで約15年間にわたり主に難関校の中学受験のための学習塾を運営しています。

少子化や不景気といわれていますが、あまりその打撃を受けることなくここまでは順調に運営出来ています。

2年目から今年までは一度も定員割れをしたことがなく、キャンセル待ちを頂いている状況です。

集客の成功の原因は、募集する生徒を限定したことです。

「○○中学校(複数校)に通いたい!」という生徒だけを集めるという戦略を取ったことで、各代に一定数以上はいる○○中学校ファンを毎年安定して集めることが出来ています。

勇気を持って尖ったコンセプトの塾にしたことで、それに刺さる生徒さんが数多く通ってくれています。

また、有名難関校に絞ったことで周りの大手塾よりも月謝を高めに設定しても生徒が集まるので、その分人数にゆとりを持って丁寧に指導することが出来ています。

もちろん、難関校を目指す以上は指導の質の高さは重要ですが、ターゲットの設定を工夫することで自ずとブランディングされ、そのおかげで生徒が集まり、その生徒が結果を出し、ブランディングされ…という好循環を生むことが出来ています。

生徒が集まらないとお困りの方は、ターゲットやその集客方法を見直して、1からやり直すくらいの勇気を持って取り組むと良いと思います。

【成功の秘訣】
・ターゲットを明確にして塾を開業した。
・生徒の結果(難関校合格)によってさらに塾の価値を上げ、集客に役立てた。

学習塾集客の失敗事例 住宅街にある自宅開業の学習塾

2年前まで10年間に渡って自宅で個別指導の学習塾を運営していました。

定年後に自宅開業したので常に黒字ではありましたが、生徒募集にはとても苦労しました。

近くに小学校や団地があり子供の人口は多かったのですが、近所にチラシを配りに行ってもほとんど反応がない状態が続きました。

一応某有名大学を卒業していたので、妻の友人のお子さんの個別指導を頼まれてなんとか学習塾の体を保ってはいましたが、最初の1年間は体験・見学を合わせても5名もいないほどでした。

2年目以降は、指導していたお子さんが私と同じ大学に合格したことが噂となり、近所の方からのお問い合わせが増えたのでとても助かりましたが、それも長くは続きませんでした。

そして、生徒数も年々減少し、私の体力的限界もあり2年前に引退することにしました。

生徒が集まらなかった原因は、自宅開業という甘え(?)からほとんど学習塾の経営について勉強しなかったことだと思います。

私の場合は「なんとかなるだろう!」でなんとかなっちゃったのでよかったですが、これから私塾を開業される方はきちんとその時代に合った生徒募集の方法を検討すべきだと思います。

【失敗の原因】
・現代に合った集客方法を使わなかった。
・開業前の準備が甘い。
・軌道に乗り始めたときに生徒数を維持する仕掛けをしなかった。(合格者数や合格校の発表など)

参考3 学習塾集客に関する本・セミナー

学習塾経営に関する情報は溢れるほど存在します。

この「カンコドリがなくまえに」のようなウェブサイトや本、セミナー・イベントなどさまざまな形で情報を得ることができます。

ここでは塾運営のために読んでおくべきおすすめの書籍をいくつか紹介したいと思います。

学習塾集客・経営について読むべき本 著・佐藤仁「生徒集客バイブル」

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スクール&教室運営のための「生徒集客バイブル」 [ 佐藤仁 ]
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この本は教室の集客について体系的に学びたい人におすすめの本です。

具体的な教室集客術というよりも生徒を増やすため・減らさないための考え方を教えてくれる1度は目を通しておきたい1冊です。

他の本と比較して1冊の情報量が圧倒的に多いのは魅力でしょう。

学習塾集客・経営について読むべき本 著・水藤英司「お客様をやめさせないスクール&教室運営の仕組み」

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

「お客様をやめさせない」スクール&教室運営の仕組み (Do books) [ 水藤英司 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2018/11/8時点)

 

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この本は教室運営、特に生徒とのコミュニケーションについて学びたい人におすすめの本です。

人気の教室や先生が無意識にやっていることを文章にしてわかりやすく解説してくれているので、教室を始める前の接客心得として読んでおくと良いでしょう。

他の本と比較して教室運営にフォーカスして書いているので、内容がより具体的で濃いのが魅力でしょう。

学習塾集客・経営について見るべきセミナー 著・石嶌之広「学習塾開業基本マニュアル」

このマニュアルDVDは、学習塾の開業・集客・経営について全てを学びたい人におすすめのDVDです。

このマニュアルの作者自身が開業直後は生徒が1名しかいなかった経験をしているため、とてもリアルで実用的なマニュアルになっています。

題名は「開業」とついていますが、開業時だけでなく学習塾を運営している方なら一度は目を通しておきたいマニュアルです。

まとめ

きちんと質の高い指導していれば自ずと生徒は増える!

これは多くの先生や経営者にとって常識だと思います。

もちろん、間違ってはいませんが正しくはありません。

なぜなら、いくら素晴らしい授業をしていたとしても、その存在を知られていなければ意味がないからです。

当たり前のことですが、意外と見落としがちなところです。

こだわりの授業をしているなら、その届け方にもこだわるべきだと思います。

あなたの塾の方針に合った生徒が収益をあげるのにふさわしい人数集まったら、どれだけ素晴らしいものになるのか、想像してみて下さい。

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プロフィール

高田衛

 

慶應義塾大学卒

 

テニスコーチ/起業家

 

1994年6月生まれ

 

はじめまして、高田衛と申します。

 

慶應義塾大学在学中に事業を起こし、現在は神奈川県横浜市のテニスガーデンレニックスを拠点にテニススクール運営を行っています。(詳しくはこちら

 

「カンコドリがなくまえに」では、これまでに培った実績と経験を基に、教室経営の「本質」をお伝えします。

 

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