自宅サロンの始め方!家で教室を始めるには?【開業の成功・失敗例付き】

【共通】教室の開業・集客・経営の方法

近年、急増しているのが自宅サロンの開業(自分の家で教室を始める)です。

どこかに教室を借りるよりも、誰か先生を雇うよりも、コストを抑えることができるため資金的リスクを回避することができます。

教室経営においては、人件費と家賃が経費のほとんどを占めるため、それをカットできる自宅開業は特に起業初心者におすすめの方法です。

今回は、自宅サロン・教室の始め方をゼロから解説し、自宅開業の成功例と失敗例を紹介し、最後にどうすれば自宅サロン経営を成功できるのかを考察したいと思います。

少し長くなりますが、これを読めば「自宅で教室を開くには?」という疑問が晴れることは間違いないでしょう。

【考える】なぜあなたは自宅サロンを始めたいと思ったのですか?

まず、あなたが自宅サロンを始める理由をきちんと書き出しましょう。

なにを目的として教室を開くのかが定まっていないと、今後の開業・運営の段階で軸がブレてしまいます。

あっちいったりこっちいったりするストーリーほどわかりにくいものはありません。

「なぜあなたが教室を始めるのか」は「 なぜあなたの教室を生徒さんが選ぶのか」に直結します。

今一度、あなたが教室開業をする理由を考えてみましょう。

【考える】あなたのお家のご近所さんはどのような人たちですか?

次に、あなたのお家のご近所さん=あなたのサロンの商圏内に住む人たちの特徴などを書き出してみましょう。

先ほど自分のことについて考えたので、今度は相手のことを考えます。

生徒さんになりうる人たちはどのような生活や家族構成をしていて、どのくらい時間やお金に余裕があるのか。

そして、その時間やお金をどのように使っているのか。

ご近所付き合いのある方であればリアルに想像できると思います。

あなたが考える自宅サロンのコンセプトがその生徒さんに刺さるかどうかを検討しましょう。

【考える】どうやってあなたの家の教室に生徒を集めますか?

次に、どのような日程・方法で教室を開き、生徒さんを募集するのかの計画を立てましょう。

これがいわゆる事業計画の策定です。

いつまでに・なにをして・どのような成果を上げるかを考えて表にまとめておきましょう。

いくら自宅とは言えど起業は起業ですから、きちんと計画と戦略を立てておくことが重要です。

事業で大切なのは、目標から逆算して計画を立て、目標に向けて計画通りに積み重ねることです。

つまり、計画なしに教室ビジネスを成功させることは不可能だということなのです。

【動く】教室を始めるための開業手続きをしよう!

次に、教室の開業届けの提出、資格・法律のチェック、会計の準備をしましょう。

自宅開業の場合は、各管轄税務署に個人事業主の開業届を提出しましょう。いきなり会社を作っても良いのですが、手続きが面倒で時間がかかってしまうので、まずは個人事業主にしておきましょう。

自分が開きたいと思っている教室で必要な資格はないか、法律的に問題はないかをチェックしましょう。これは専門家に相談してもいいですし、その種類の教室の開業本やネット記事を探してみると良いでしょう。

会計は、税務署に青色申告を申請し(開業届と一緒に提出すると楽です)、クラウド会計ソフトに登録しておきましょう。正直、自宅開業の規模であれば税理士さんは必要ありませんし、最近の会計ソフトは打ち込むだけで確定申告の書類が簡単に出来上がります。(おすすめの会計ソフトを比較しました。こちらの記事を参考にしてください。)

このように、細々とした手続きは早めに終わらせてしまいましょう。

【動く】教室のホームページ・SNS・チラシを作ろう!

次に、教室のホームページ・SNS・チラシなどの集客ツールを揃えましょう。

「え、教室の準備をする前にホームページ作るの?」と思われる方も多いでしょう。

これらの準備には時間がかかります。だから、教室のコンセプト等が決まり次第、内容を詰めながら集客ツールを立ち上げましょう。

ホームページは、トップページ、教室のコンセプトページ(挨拶)、指導内容・スケジュール・料金ページ、よくある質問ページ、アクセス・連絡先などインフォメーションページ、お問い合わせページ、ブログ・お知らせページがあれば良いでしょう。

業者に頼んでも構いませんが、WordPressやアメブロ、ペライチ、Wixなどで自作する方がコスト面や今後の運用面で楽なことが多いです。

SNSは、 客層に合わせてInstagramやFacebook、Twitter、TikTokなどのアプリケーションを使い、プロフィールの登録などを済ませておきましょう。

チラシは、ご近所さんにオープンを知らせるためのポスティング用に用意すると良いでしょう。

集客ツールについては、こちらの記事にまとめていますので一度覗いてみてください。

【動く】自宅サロンの内装や備品類の準備をしよう!

次に、教室に必要な備品や内装を揃えましょう。

コンセプトにもよりますが、基本的にはコスト重視でこの辺りは用意を進めることをおすすめします。

まだ売上のない状況で、高コストな内装リフォームやスペックの高い備品を用意するのであれば、自宅サロンではなく他の部屋を借りて本格的に教室業を始めるのと同じです。

せっかくの自宅サロンのメリットを生かすためにも、コスパの高いサービスや商品を用いて内装・備品を揃えましょう。

【動く】自宅サロンのオープン告知をしよう!

次に、自宅サロンのオープン告知をしましょう。

先に用意していたチラシを近所の家のポストに投函したり、ホームページやSNSを更新したりして、潜在的なお客さんにオープンを知らせましょう。

教室開業のタイミングが最も生徒さんに興味を持っていただけるタイミングなので、このタイミングを逃さないことが重要です。体験・見学無料や入会金・初月会費無料のキャンペーンなどを組むのもおすすめです。

「オープン時に人が集まらなければ終わり!」くらいの気概で、告知に全力を注ぎましょう。

【動く】自宅サロンを始めよう!

最後に、オープンの日を迎えたら準備は終了です。

お客様に足を運んでいただけることがいかに奇跡的なことであるかを噛み締めながら、丁寧に接客を行いましょう。

何を教えるかよりも、生徒さんとのコミュニケーションをお互いに楽しみながら、良い空間をつくりあげることに全力を尽くしましょう。

良いコミュニケーションが、入会率と継続率を高める唯一の方法です。

ぜひあなたの教室に来てくださった生徒さんと良い関係性を築けるように頑張りましょう。

【成功例】自宅サロン開業の成功例

私は、自宅でお料理教室を毎週末と平日夜に開いています。

本業は保険代理店の営業なのですが、料理が好きで自炊するたびにインスタにアップしていたら、友人に「今度料理教えて!」と言われたのがきっかけで教室をはじめました。

最初は、1対1で食材を買ってきてもらって、一緒に料理をして、食事をする(これがメイン)という感じで、お世辞にも料理教室とは言えない状況でした。

ただ、それが楽しくて他の友人や友人の友人などを誘って、料理会を定期的に開催するようになりました。

その頃からは、きちんと配布用のレシピを作成したり、改めてお料理の勉強をしたり、お皿や調理器具などを揃えたりして、段々とお料理教室らしくなっていきました。

また、最初に声をかけてくれた友人が「これなら料理教室始めちゃえば?」と背中を押してくれたおかげで、きちんと料金やカリキュラムを決めて料理教室として開業することにしました。

幸運なことにそれまで習いに来てくれていた友人やその口コミで集まってくださった生徒さんがそのまま残ってくれて、今では毎週末と平日の仕事終わりに楽しく料理教室をできています。

【失敗例】自宅サロン開業の失敗例

私は、絵画教室を自宅で開いて失敗してしまった経験があります。

当時は、子育てがひと段落したので美大卒の主婦の遊びとして絵画教室をはじめました。

家の子供部屋をひとつアトリエに改装し、きちんと画材なども仕入れました。

あらかじめママ友には声をかけてあったので、オープン当初は満席になりました。

こだわって内装や備品を揃えたので、その辺りも生徒さんには気に入ってもらえました。

しかし、徐々に家庭の理由などで生徒さんは減っていき、最後には私ともう1人の生徒さんだけになってしまいました。

今思い返すと「良いものを用意すればお客さんは集まるだろう」という根拠のない自信や、最初に満席になるほど生徒さんが集まったことが過信へと繋がってしまったのだと思います。

あなたが自宅サロン開業で成功するための秘訣とは?

僕も教室経営者の1人として助言をさせてもらうと、自宅サロンで成功する秘訣は「たくさん失敗をすること」です。

「ん、成功する秘訣が失敗することってどういうこと?」そう思われる方も多いでしょう。

1回目の起業で成功する人なんてほとんどいません。

ほとんどの起業家が何度も失敗をし、何度もピボットを繰り返し、やっと1つの成功を手に入れています。

自宅サロンのメリットはなんだったでしょうか?

初期費用がかからず手軽に始められること。

つまり、何回失敗しても大丈夫ということです。

失敗を繰り返すことで、どうすれば失敗しないかを学び、その結果失敗しなくなる=成功するのです。

もし、あなたが自宅サロン経営に成功したいなら、何度でも失敗できる環境とメンタルを持つことが重要なのです。

「1回で成功しなきゃ!」となかなか動き出せなくなるくらいなら、「とりあえずやってみよう!」と気軽に1歩を踏み出してみて下さい。

まとめ

このように、お家で教室を始めるには様々な準備が必要です。

ただ、それらの面倒を差し引いたとしても、自宅開業はやってみる価値は大いにありだと思います。

むしろ、失うものはありません。

もし、あなたが「教室を開きたい!」、「自宅で仕事をしたい!」と思うならば、ぜひチャレンジしてみてください。

いつでも開業のお手伝いはさせていただきます。

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