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音楽教室に生徒を集める集客方法と生徒募集のアイデア

今回は、音楽教室の集客方法を考えていきたいと思います。

音楽教室は家やビル、マンションの一室を借りて独自に個人が行っているもの、大手企業のフランチャイズで個人が行っているもの、企業がテナントを借りて行っているものの3つに分けられます。

また、偏に音楽教室といってもサックス、トランペット、トロンボーン、フルート、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ギター、ベース、ウッドベース、ドラム、パーカッション、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、三味線、三線、尺八、琴、二胡、ウクレレ、アンサンブル、アカペラ、ヴォーカル、合唱など教室が扱う内容は大きく異なります。

そのため、各々の指導方針や目的が違うので、集めたい生徒さんの質や量は異なるでしょう。

例えば、特定の楽器でプロを目指すような音楽教室では集客において高い質が求められ、初心者向けの導入的な音楽教室では集客において量が求められるでしょう。

もちろん、どちらが良い悪いという話ではなく、目的に応じて生徒さんの集め方を意識的に変える必要があるということです。

では、多くの音楽教室が抱える集客における問題点とその解決策を考えてみましょう。

生徒が集まらない音楽教室が抱える集客方法の課題とは?

集客について相談やコンサルティングを受ける際、僕は集客を3ステップに分けて考えるようにしています。

ステップ1は「ターゲットにリーチすること」、ステップ2は「商品やサービスを体験してもらうこと」、ステップ3は「契約を結ぶこと」です。

音楽教室で言えば、ステップ1で自分の教室に合ったお問合せ(見込み客)を増やし、ステップ2・3で入会率(新規生徒/見込み客)を高めることが出来れば生徒数をアップすることが可能だということです。

言い換えるなら、いくらいいレッスンをしていても見込み客が少ない場合や、いくら見込み客が多くてもレッスン内容や契約の条件が悪い場合は集客力を高めることが出来ないということです。

では、それぞれの集客ステップにおいて、音楽教室が抱えている課題を挙げてみましょう。

音楽教室としてターゲットに認知されていない可能性が高い

大手音楽教室であればたくさんのインターネット広告を出したり、立地の良いテナントを借りたり、多くのターゲットに対して自然なリーチが可能でしょう。

しかし、そうでない音楽教室は「どんなレッスンを行っているのか」以前の問題に陥っています。

いくら素晴らしいレッスンを行っていたとしても音楽教室の存在を知ってもらえない限り、それは「存在しない」のと同じです。

チラシを配ったり、看板を出したり、口コミを利用したり、ブログやSNSを更新したりと様々な集客方法を行っていたとしても、そこに一貫した戦略がなければ「運任せ」に人を集めようとしているのと変わりません。

楽器や声楽を習ってみたいと思っている人に効率良くリーチするための工夫が圧倒的に足りていないのです。

ステップ1の課題 望んだ「質」と「量」の見込み客にリーチする仕組みを持っていない。

ありきたりな内容のレッスンは結局誰のニーズも満たさない

生徒さんはそれぞれにニーズを持って音楽教室に問い合わせ、体験レッスンや見学に来ます。

だからそれぞれのニーズをきちんとくみ取り、それに応えるようなレッスンを行わなくてはなりません。これは教室の先生として当たり前のことだと思います。

しかし、だからといって全員のニーズの平均を取るようなレッスンをしてはいけません。なぜなら、「平均的なニーズを持った生徒」というのはほとんど存在しないからです。

この理解を間違えると何も売りのないありきたりなレッスンになってしまい、せっかく体験レッスンを受けにきてくれた方を満足させることは出来ないでしょう。

それぞれの生徒さんのニーズに応えようという姿勢は大切ですが、その応え方を間違えるとそのレッスンの魅力は半減してしまうのです。

ステップ2の課題 当たり障りのないレッスンは誰のニーズにも応えられない。

レッスンを受けることでどのような未来が得られるのか

音楽教室に限った話ではありませんが、教室の先生というのは常に生徒さんや場合によってはその保護者の目線を忘れてはいけません。

「もし自分が新たに習い事を始めるなら…」という目線を持って、自分の教室の評価をしなくてはいけません。

多くの生徒さんが「音楽を通してリズム感や音感を養いたい」、「楽器を上手に弾けるようになりたい!」、「プロになりたい!」、「趣味として人前で歌えるようになりたい!」という思いを持って体験や見学に来ています。

そして、その思いを実現するためにお金と時間を使うわけです。

そのため、集客の最終ステップで月謝の金額や練習の時間帯等の話になったとき、「その投資に見合った未来が待っているのか?」という不安が生徒さんには必ずやってきます。

目標を達成出来るビジョンが見えないと月謝を払う価値を感じられなくなるわけです。

その生徒さんが何を達成したいと思っているのかをきちんと把握し、それを達成するための道をきちんと示してあげないと最終的に集客を成功させることは出来ないのです。

ステップ3の課題 生徒さんがなぜ時間とお金を使うのかを理解しなくてはいけない。

音楽教室の集客方法に関するアイデアとノウハウ

さて、ここまで音楽教室が抱える集客の問題点について考えてきました。

重要なことなので繰り返しになりますが、集客の3ステップのうちどれか1つでも欠けてはいけません。集客力は足し算ではなく掛け算で表されるものなので、ターゲットにリーチする力もレッスンの魅力も契約へ向けてもうひと押しする力も全てが揃わないと成功しません。

どれかがゼロだったら生徒さんも0人になってしまいます。

では、ここからは課題を解決するための具体的な集客アイデアとノウハウをお伝えしたいと思います。

集めたい質の人にリーチできるような仕組みをつくる

生徒さんの「量」と「質」を伴った理想的な集客を実現するためには、集客の入り口とも言えるこのステップ1が最重要になります。

きちんと先生が目指す教室の雰囲気や方針に合った人を十分な人数集めることが、良い教室をつくるポイントです。

そのためには、あなたの教室のターゲットにしている人もしくはその保護者が「楽器を習おう!」と思ったときにどのような行動をとるのかを考え、そのファーストアクションに触れることの出来る工夫をしなくてはいけません。

もしあなたが習い事をしようと思ったら、まずどんな行動を起こすでしょうか?

スマホが普及してほとんどの人が常にインターネットに繋がっているこの時代、ほとんどの人が必ずと言っていいほど、まずは「検索する」と思います。

つまり、その検索された結果にあなたの教室のブログやホームページが表示されるようになれば、狙った人にリーチすることが可能になるのです。

例えば、これから子どもに本格的にピアノを習わせたいと思っている親御さんは「住んでいる地域名+ピアノ教室+子供+有名」というキーワードで調べるでしょうし、人前で演奏できるくらいのレベルを目指す楽器初心者は「住んでいる地域+(楽器名)教室+初心者(+大人)」というキーワードで調べることが予想できます。

これらのキーワードでホームページを上位に表示させれば「本格的にピアノを習いたい子供」や「楽器初心者の大人」を狙って集めることが出来るというわけです。

ホームページやブログを検索結果上位に表示させるためには、お金を払って広告を出す方法とSEO(検索エンジン最適化)を行う方法があります。

前者は、決まったキーワードで検索されたときに支払った金額順にホームページやブログが表示されるようになります。つまり、必然的に大手などの資本の大きなところが有利な方法になります。

後者は、技術さえあれば資本の大きさは関係ありません。僕は基本的にこの方法を使って人を集めています。

どちらの方法を取るにしても、狙うターゲットが調べそうなキーワードでホームページやブログを検索結果上位に表示させることが現代集客の基本と言えるでしょう。

ステップ1のポイント ターゲットが調べそうなキーワードでホームページやブログを上位に表示させる。

それぞれのニーズに応えながらもレッスンの売りを守り抜く

レッスンの内容に関しては、それぞれの先生が日々試行錯誤してより良いものを目指していると思います。

その中で大切にしなくてはいけないのは、先生の伝えたいこととそれぞれの生徒さんのニーズのバランスをきちんと保つことです。

課題でも述べたように生徒さんのニーズに振り回されると先生の伝えたいこと、そのレッスンの「売り」、がなくなってしまいますし、その反面として先生の伝えたいことだけを貫いたら生徒さんは置いてきぼりになります。

そのため、1人1人のニーズにきちんと向き合うことを大前提としてレッスンを行いつつ、最終的な着地点として先生の伝えたいことを伝えるという方法がベターではないかと思います。

僕自身テニスコーチをしていますが、このやり方が一番先生を含めた全員の満足度が高いレッスンになると実感しています。

例えば、僕はテニスを通じて目標を達成する喜びやその過程の楽しさを伝えたいと思っています。「それぞれのショットを上手く打てるようになる」とか、「試合に勝てるようになる」とかは二の次だと思っています。

でも、生徒さんのニーズは「テニスが上手くなりたい!」、「このショットを打てるようになりたい!」、「試合で勝てるようになりたい!」、「テニスを楽しみたい!」と様々です。

このときに自分が伝えたいことによがったり、相手のニーズに合わせすぎたりするとどちらかに不満が溜まる一方になります。

だから、僕はレッスン中はとことん1人1人のニーズに合わせて指導を行い、レッスン終わりに振り返りとしてレッスンでの出来事と絡めながら伝えたいことを話すようにしています。

そうすることでレッスンに参加する先生を含めた全ての人が満足できると思うのです。

ステップ2のポイント 先生を含めた1人1人のニーズに合わせて色のあるレッスンを行う。

この教室に通えば上達するという明確なビジョンを与える

人間はわからないことに対して不安を覚えます。

「本当に上手くなれるのだろうか?」、「自分には才能がないんじゃないか?」、「本当にこの教室でプロになれるのだろうか?」などなど、お金や時間の投資に対するリターンが本当にあるのか不安になるのです。

もちろん、先生にも未来はわからないものです。だから、「必ずプロになれる!」、「必ず入賞できる!」とはいえないでしょう。(特に体験レッスンに1回来ただけの生徒さんだったら。)

ですが、客観的に生徒さんを分析して、先生なりに考えるその人の目標への道筋をきちんと説明することなら出来るでしょう。

生徒さんが未来に不安を覚えているときに必要なのは、その期待する未来に辿り着く道が存在していることを知ることなのです。

質の高いレッスンを行うだけでなく、レッスン後もきちんと1人1人に向き合う姿勢を保ち、入会するうえで起こる不安を小さくあげることが最後の一歩として重要なのです。

ステップ3のポイント 生徒さんの「不安」を最小化し、「希望」を最大化するようなひと押しを。

音楽教室の集客方法と生徒募集のまとめ

音楽教室に限らず、教室を開いている先生はあまり集客が上手ではありません。(笑)

なぜなら、「質の高いレッスンを行っていれば自然と人は集まってくる」ということを信じて、日々苦労を重ねている人が多いからです。

確かに人が集まっている教室は質の高いレッスンを行っています。

しかし、質の高いレッスンを行っていれば人が集まるというのは少し違います。

こだわりのレッスンをしているなら、それを届ける方法にもこだわるべきだと思いませんか?

僕はそれが伝える者の義務だと思うのです。

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プロフィール

高田衛

 

慶應義塾大学卒

 

テニスコーチ/起業家

 

1994年6月生まれ

 

はじめまして、高田衛と申します。

 

慶應義塾大学在学中に事業を起こし、現在は神奈川県横浜市のテニスガーデンレニックスを拠点にテニススクール運営を行っています。(詳しくはこちら

 

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