最近は、生徒を集めるためにアメブロやはてなブログなどの無料ブログやInstagramやFacebookなどのSNSを使って日々のレッスンの様子を公開する教室が増えています。
初心者でも無料で手軽に使えるこれらのサービスが普及したため、インターネットを利用した集客は限られた人のための特別なものではなくなってきました。
しかし、誰でも簡単に出来るようになったゆえに、無料のブログ・SNS、ホームページビルダーで作った自作のウェブサイト、格安WEB制作会社に依頼したホームページでは、なかなか生徒が集まらない状態になっています。
もし、あなたが運営する音楽教室でもこれらの集客方法に取り組んでいるにもかかわらず人が集まらないのであれば、やり方を根本的に見直す必要があるでしょう。
では、ネット集客成功の秘訣を具体例を挙げながら解説していきましょう。
目次
音楽教室のネット集客で成功するために必要な仕組みとは?
音楽教室の経営者やそこで働く先生からすると、ネット集客というとなんだか得体の知れない素人には難しいものと感じている人も多いでしょう。
ブログの読者数やSNSのフォロワー・いいね数を伸ばすためにとりあえず毎日更新しているという人も多いように思います。
確かにそれも1つの方法ではありますが、冒頭にも書いたように戦略なくそれらを運営しているだけでは集客で成功することは出来ません。
企業・個人問わず、きちんと合理的で戦略性のあるネット集客を仕掛けることがとても重要なのです。
僕がこれまでに手掛けてきたインターネット集客では以下のような戦略で多くの成功を収めてきました。
拡散力のあるSNS(浅く・広く)と堅調な検索エンジン(深く・狭く)でターゲットを掴み、世界観のあるブログやホームページによって教育し、最終的に「この教室に通いたい!」と思ってもらえるようにするのです。
このような自然な流れを意識的につくることで、ターゲットをゴールであるお問合せや申し込みに導くことが出来るのです。
音楽教室のネット集客を成功させるために最も大切な2つのこと
さて、ここまでインターネットを使った集客の仕組みについて解説してきました。
ここまでで「ちょっと興味が湧いた!」という人もいれば、逆に「こんな難しいことは出来ないよ!」と思った人もいるでしょう。
ただ、あなたがどう感じたしてもこのシンプルな仕組みを理解してこれから解説する技術を身に付ければ、教室のネット集客を自分で出来るようになるのは間違いありません。
では、あなたの教室に人を集めるために最も重要な2つのポイントをそれぞれ解説したいと思います。
教室のホームページやブログの検索順位を上げる
まず、ネット集客成功のためのポイントの1つとして挙げられるのが「ターゲットが検索で使うと予測されるキーワードで、教室のホームページやブログを検索上位に表示すること」です。
なぜなら、1)「音楽教室に通いたい!」と思ったらほとんどの人が検索をするから、2)検索結果の上位3サイトに検索者の約7割がアクセスするからです。
ウェブサイトの検索順位を上げる方法としては「検索エンジンに広告費を支払ってネット広告を出す方法」と「検索エンジンに評価されやすいサイト運営をする方法」が挙げられます。
前者は、検索エンジンを運営する会社(グーグルやヤフー等)に広告費を支払い、指定したキーワードで検索されたときに金額に応じて指定したページを上位表示する仕組みになっています。そのため、必然的に大手音楽教室などの宣伝広告費をかけられる会社が有利になります。
後者は、SEOという技術を使い「検索エンジンに評価されやすいサイト」=「検索者にとって有益であると判断されるサイト」を作ることで、狙ったキーワードで検索上位表示を目指す方法です。そのため、時間はある程度必要ですが、お金をかけずに様々なキーワードで検索上位表示が可能になります。
例えば、上の画像のように「テニススクール 集客」と検索したとき、1位は前者の方法を使い「広告」と表記された「スポーツスクール専用アプリ」のサイトが表示され、2・3位は後者の方法を使い「テニスコーチの戯言」という僕が運営するサイトが表示されるようになっています。
このように、どちらの方法を用いても構わないので、あなたのホームページを上位表示させることが何よりも重要なポイントと言えるでしょう。
「”この音楽教室に”通いたい!」と思われるような仕掛けをつくる
もう1つのネット集客成功のためのポイントは「ホームページを通じて見込み客を教育すること」です。
教育とは、「なにか楽器を習いたい!」というターゲットの気持ちを「”この教室で”なにか楽器を習いたい!」に変えることを意味します。
つまり、きちんと伝わる形であなたの教室の世界観をホームページ上に表現しなくてはいけないということです。
そのためには、コピーライティングやウェブライティングといった技術を身に付けなくてはいけません。
なぜなら、ホームページで人の理解や信頼を得るのと現実でそれらを得るのとでは方法に違いがあるからです。
現実であれば言葉や文章だけでなく、対面しているという安心感や声色・表情・ジェスチャーなどの非言語コミュニケーションも信頼を得ることをサポートします。(むしろ対面コミュニケーションでは、その理解の約9割が非言語によるものだと言われています。)
しかし、ホームページではそれらの非言語コミュニケーションはほぼ存在しません。
だから、インターネットを介したコミュニケーションでは、それを補うようなライティング技術によって、理解や信頼を生み出しやすい「しかけ」をつくる必要があるのです。
具体的には、「ヘッダー画像(キャッチコピー)→ 導入・共感(掴み)→ 内容 → 実績 → 料金・時間 → まとめ(締め)→ よくある質問」という掴みからゴールまでの自然な流れのあるページ構成を意識すると良いでしょう。
このように、ネット集客を行うには丁寧すぎるほど丁寧にあなたの教室の世界観を表現し、「ターゲット」から「ファン」になってもらうことが重要なのです。
音楽教室のネット集客のまとめ
「こんな大層なことが本当に自分に出来るのか…。」
これまでご相談頂いた方のほとんどが「希望」と共にこのような「不安」を感じています。
僕もつい数年前までは指一本でキーボードを叩いていたド素人の機械音痴でした。(笑)
でも、今はこうやってコンサルティングやホームページ制作を行っています。
だから、誰でもやる気と「教室に人を集めたい!」という情熱さえあればネット集客は出来ると言えるのです。
あなたがこだわりを持ってレッスンを行っているならば、それを人に届ける方法にもこだわりを持つべきだと、僕は思うのです。
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